こんにちは、ぱーよです。
皆さんは、アメリカの選挙のしくみと日本の選挙のしくみどちらがよいと思いますか?
2国の選挙しくみと比べてみて私が思ったのは、
日本の選挙のしくみはわるくないかもしれない
ということです。
2国の選挙のしくみを比較し、
日本の選挙にしくみが悪くないと思う理由をお伝えしたいと思います
アメリカ、日本の事情にご興味がある方のご参考に慣ればと思います
アメリカの選挙のしくみ:
間接投票、4年に1度行われる
①有権者が、自分の指示する大統領に投票する
②この選挙で、州ごとに選挙人が選ばれる
-
538人の選挙人が50州と首都ワシントンDCに割り当てられれている
-
人口によって選挙人の数が違う
(*勝者独占方式:カリフォルニアは選挙人が55人で最多、
もし民主党がこの州で多くの有権者の票を集めれば55人がほぼ民主党に投票することになり、共和党の選挙人の数は0人となる)
③選挙人が大統領を選ぶ
アメリカの選挙制度がよくないと思う理由
- アメリカは、選挙人が多い州で支持した政党が僅差で負けた場合、多くの人の意見が通らなくなるから(勝者独占方式による(*に記載))
- 選挙人が多い州で勝てないと、選挙人が少ないところで勝っていても形勢が一気に不利になるから
- 政党により政策が2極化しているので、政策で得する人、得しない人の差が激しくなるから
- 一度政党がきまると4年は方針がかわらないから(大統領は2期当選の場合が多く8年続くことになる)
日本の選挙のしくみ:
小選挙区比例代表並立制
衆議院選挙 : 4年任期満了時もしくは解散時、
参議院選挙 : 半数が3年に1回入れ替わり選挙あり
①小選挙区:
有権者は、候補者の名前を投票用紙に書きます。
小さいエリアで1位になった人がうかるしくみ。
衆議院選挙では小選挙区で1人(1位)、
参議院選挙では中選挙区で1-6人(1-6位)まで選ばれます
②比例代表制:
有権者は、政党の名前を投票用紙に書きます。
政党の獲得した票数に応じて、各党の代表者がうかるしくみ。
衆議院選挙では国を11ブロックに分けた地域、
参議院選挙では全都道府県で行われます
日本の選挙が良いと思う理由
- 日本は比例代表制によって政党が多くなりやすいが、アメリカのように極端な政策はされにくいから
(強力なリーダーシップは発揮しにくくコロナのような緊急事態に即決さが欠けるのが難点) - 小選挙区は、アメリカの選挙人の割り当てに似ていますが
政党は2択ではないので、自分の意見に近い人を選ぶことができるから - 小選挙区で個人の候補者だけでなく、比例代表制で政党に投票ができるから
- 小選挙区で個人で1位に選ばれなくても、
比例代表の政党の代表者として選ばれて、少数派の意見も拾ってくれるから
最後に
今回2国の選挙のしくみを振り返ることで、
それぞれの政治が少しわかったような気がします。
完璧な政治、社会はありえないと思いますが、
私は少数の意見は聞きつつ、大多数の意見を反映できる社会を望みます。
極端な舵をとると、得をする人と損をする人の差がでるので、
私はアメリカの選挙のしくみよりも日本のほうがいいと思っています。
選挙をきっかけに自国の政治を考えてみるのもよいかもしれませんね
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!
[…] 【比較】アメリカ大統領選挙と日本の選挙のしくみ、日本のしくみはわるくないかもしれない […]