
こんにちは、ぱーよです。
今回は、『2020年前半、コロナ禍でアメリカのリモート授業はどうだったのか』振り返りたいと思います。
急な対応に迫られた教育現場ではどのような対応がされたのかお伝えできればと思います。
アメリカの教育にご興味がある方のご参考になれば嬉しいです。
目次
オンライン授業の様子(1、2年生)
1、期間:
2020年の3月中旬〜夏休み前の6月末まで
2、授業体制:
- 全クラス、オンライン・リモート授業、対面授業はなし
- クラスの全員が参加する全体クラス(20人ほど)の日と、クラスの半分が参加する小グループ(10人ほど)の日がありました
3、使用電子機器:
Google Chromebook(ノートパソコン)が貸し出しされました
4、使用アプリ:
- google classroom(クラスの授業管理用)
- google meet(オンラインの会話用)
- Dream box learning math(算数の課題用)
- Brain pop ELL(第二言語が英語のクラス・課題用)
5、授業頻度:
- クラスの授業が、1週間に2回(全体クラスが1回、小グループクラスが1回ずつ)
- ELLクラスが、1週間に2〜3回
6、1回の授業時間:
約30分間
7、授業開始時間:
10:30〜もしくは11:00〜でした
8、授業内容:
- オンラインクラス:週末の出来事についてクラスで共有、算数のアプローチを共有
- ELLクラス:brain pop ELLの復習、基本的な英語のやりとり、本を読んで要約して伝える練習
- 音楽、体育、美術など:各先生たちがgoogle class room内に授業ビデオを作成。個々で見て活動することを推奨されました
9、宿題、課題
- Google class roomを利用して、主に文章作成(ライティング)、絵日記、算数の課題などを週末までに提出
- ELLクラスでは、本を読んで要約し文章にまとめ、次回の授業までに完成させることが必要
10、子どもたちの様子
大変そうなのは、言語の点と授業以外に楽しみを見出す点かなと思います。
言語の点:
リモート授業は、口頭の英語のみで自分の意思を表現するので難しそうでした。
対面であれば、ボディーランゲージを駆使したり、授業中に副担任からのサポートを受けたり、友達を頼ることができていました。
授業以外の時間に学校に楽しみを見出す点:
リモート授業の時間に楽しみを見出せなければ、他の時間、例えば友達だけで過ごすような休み時間、ランチタイムなどに楽しみを見出すのは難しそうです。
私の子どもたちは授業中に何回か泣いてしまうこともあり、学校が嫌になってしまわないか心配になりました。
それでも、全く交流がなかった夏休みより、リモートで交流がある授業をしていた方が生活にメリハリが出て良いように思いました。
まとめ
感染症に対する非常事態宣言が2020年3月に出され、急な対応を迫られた今年の前半でした。
3月に学校が完全にリモートに変わり、先生たちは子どもたちのメンタルを最優先していたと思います。
リモート授業はあったものの限定的に行われていました。
9月になり、半年ぶりに再開された学校に私の子どもたちは緊張しながら登校していきました。
今後、どのような学校生活を送っていくのかお伝えできればと思います。
今回の記事が、アメリカの教育に関心がある方のご参考になれば嬉しいです。
今回も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた!
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