こんにちは、ぱーよです。
ようやくワクチンが完成され、国民が接種できそうです。
ファイザーが来週11/15以降にワクチンの使用許可を
FDA(アメリカ食品医薬品局)に出す予定です。
現在の感染、ワクチンの状況をまとめました。
ワクチン接種を検討されている方のご参考になれば嬉しいです。
感染状況
マサチューセッツでは感染者が増加中、
1日の感染者数が2000人を超えてきています。
アメリカ全体では累積総感染者数が1000万人以上、累積総死者数は24万人。
1日あたりの新規感染者数は11月に入り13万人近く、死者数は1000人をこえています。
マサチューセッツでは外出時間規制があり、
11/6から夜10:00~朝5:00まではステイホーム、
レストランは午後9:30に閉店指示がでました。
北海道では、1日あたりの新規感染者数が200人をこえ、
全国で11/9時点で782人の感染者数となっています。
ワクチンの開発状況は?
世界各国でワクチン候補は200あまり、
そのうち47は人での安全性を確かめる臨床試験に進んでいます。
10の候補は臨床試験の最終段階に入っています(11/3時点)。
いつできる?
ファイザーは11月第3週以降(11/15-)に、
FDA(アメリカ食品医薬品局)に緊急の使用許可を申請予定です。
いつ接種できる?
日本では、年明けから6月末までに、
2人に1人は受けられる(6000万人分の供給がある見込み)
アメリカでは、来週11/15から年末までに5000万回分が生産される
(アメリカの人口3.2億人)。
アメリカ国内だけで考えると年内に約15%の人が接種できる可能性があります。
65歳以上の高齢者、基礎疾患を抱えた方、
0-14歳以下の子どもたちが優先されるかもしれません。
{アメリカの人口構成比:
(0-14歳19.4%、15-24歳13.7%、25-64歳52.5%、65歳以上14.5%から)}
効果は?
ファイザーの治験報告より
- 90%の確率で予防効果あり
(ワクチン接種した人としていない人とを比べて) - 94人感染確認/4万3538人対象
(ワクチン接種の内訳は不明)
安全性は?
接種した人に深刻な健康への影響はないといわれています。
臨床試験での結果なので、
接種人数が増えると副反応がでる方もでてくるでしょう。
治療薬はある?
- アビガン:抗ウイルス薬
- レムデシビル:抗ウイルス薬
- オルベスコ:気管支喘息治療薬、ウイルスの増殖を抑える働きあり
- フサン:急性膵炎治療薬、ウイルスの増殖を抑える働きあり
ウイルスを完全に取り除く治療薬はないものの
重症化を防いだり、回復を早めることが期待されています。
上記以外にも、多くの薬が治療に役立つか試されているところです。
課題は?
ワクチンは日本人以外の人種で試されていて、
日本人にはあわない可能性もあるので国産のワクチンが求められています。
また、国内ワクチンを生産したほうが、外国から買うよりも低コストですみます。
現在国内では6社が生産中
(武田薬品、塩野義、アストラゼネカ、アンジェス、KMバイオロジクス、第一三共)です。
ワクチンの費用は?
日本の場合、全額、国が負担してくれます。
接種は努力義務なので必ず接種する必要はありません。
最後に
ファイザーによる発表により、
ワクチンを接種できる日が現実味をおびてきました。
感染者は増えていて心配ではありますが、
明るいニュースが報じられ嬉しいです。
今後も日々の手洗い、マスクでの予防も続けていきたいですね。
皆さんの健康を願っています。
ではまた!
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出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201109/k10012703511000.html
NHKニュース、ファイザーによるワクチン開発について