こんにちは、ぱーよです
2021年1月18日(月)はアメリカの祝日です
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの日とされていますが
一体どんな日なのか調べてみました
アメリカの文化に興味がある方のご参考になればと思います
目次
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは何をした人?
人種差別による人権侵害に抗議し、市民の権利を得るために、非暴力的に活動した人
(特にアフリカ系黒人に対しての人種差別に対して)
別名をキング牧師と言います
職業は?
牧師さんです
父親が教会の牧師さんでした
お父さんの名前が、マーティン・ルーサー・キングなので
本人の名前はジュニアがついています
どんな活動をしたの?
黒人であると、白人と同じ権利がなく平等でないこと、
または差別があることに反発し、支持者と一緒に抗議を続けました
白人、黒人と別々に分けられた飲食店、水飲み場、お手洗い、学校などがあること
肌の色が違うことで就ける仕事に制限があることなどに
自身の差別体験も加わったのが活動のもとになりました
当時、白人専用席があったバスに、ある黒人が座り逮捕される事件がありました
キング牧師は、この黒人の方を助けるため警察に立ち向かいました
その後、これをきかっけにして
バスに乗らないボイコット運動が1年以上続きました
この運動の結果、最高裁では、
バス内で人種などの理由で席のスペースの専有をすることを違法としたのです
活動の結果は?
地道な運動の結果、人種差別を終わりとする公民権法が1964年に制定されました
公民権法は、アメリカ国内で人種差別を禁止する法律です
どんな受賞をうけたの?
1964年にノーベル平和賞を受賞しています
理由は、アメリカでの人種偏見に対して終わらせるために
非暴力的に抵抗運動を率先したためです
有名な言葉は?
『I have a dream』
(わたしには夢がある)
この夢というのは、
『わたしには夢がある、それはいつか自分の4人の子供達が、肌の色によって判断されず、その人なりで判断されるような国で暮らせること』
でした
首都ワシントンDCにて、リンカーン奴隷解放宣言100年を祝った演説で述べたものです
暴力に屈しない姿勢は誰から影響?
インドの政治家、宗教家ガンジーの影響うけました
学生時代に、非暴力的な姿勢を貫いたガンジーの思想に出会い尊敬の念をもつようになります
キング牧師と同じように差別に反対していた活動家マルコムXは、この非暴力的な運動には否定的でした
皆が、非暴力的な姿勢で事態がよくなると考えたわけではないことがわかります
最後はどんな生涯だった?
公演活動中に暗殺されてしまいました
暗殺前夜の演説の内容は死期を予言していたかのような内容でした
39歳という若さで亡くなってしまいました
彼の葬儀には、公民権運動の重要なリーダーとして彼の栄誉を称えて
数千人の人たちが路上を歩いたのです
アメリカの祝日になっている理由は?
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの人種差別に対する抗議活動の栄光を
記念したものです
毎年1月第3月曜日の日となっています
さいごに
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの日がなぜアメリカの祝日に選ばれたのか
それは、アメリカの人種差別の歴史と深く結びついているとわかりました
2020年、間近で黒人差別に対するデモを体験しました
50年以上の時間がたっても、差別はなかなか拭い去ることができないと感じます
それでも、この祝日を機に彼の功績を忘れないことが、
差別を減らす取り組みにつながるのではないかと考えます
意見は違っても、平和な世界であるよう願いたいと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!
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