こんにちは、ぱーよです
今回は、双子出産時の出生前診断についてお伝えします
妻はとてもタフな性格です
そんな彼女が唯一寝られなかった日々があります
それは、出生前診断での一言でした
私達夫婦が出産時にどのような決断をし、妻が眠れない日々を克服したのか
お伝えします
今回の記事で、これから出生前診断を受けようとしているご家族、
似たような境遇にあるご家族のご参考になればと思います
目次
【双子の出生前診断】首にしこりがあります、、妻が唯一眠れなかった日々
『首にしこりがあります』
この言葉が、妻を唯一眠れない日々を送った原因でした。
私には、9歳の長男と、7歳の双子がいます。
私の妻は、メンタルでもフィジカルでも相当タフな人だと思っています。
そんな妻が唯一眠れなかった日々があります。
それは双子をこのまま妊娠して出産するかどうかということでした。
『えー双子ラッキーじゃん。かわいいだろうな。』
普通であれば、双子に恵まれたんだからそのまま産めばいいじゃんと思うかもしれません。
なぜ、ためらったか、それは胎児の写真を見た産婦人科医から伝えられた言葉によるものでした。
『首のむくみが厚いです』
『染色体に異常があるかもしれません』
『この場合、障害のある双子になる可能性があります』
『その可能性は、あなたの年齢とお子さんの首の厚さから1/7の確率です』
『現在、あなたの息子さんが2歳に満たない状態で出産するとご夫婦の人生と息子さんの人生を大きく変えてしまうでしょう』
『早期の人工中絶をおすすめします』
産婦人科医から選択を迫られたのは妻の妊娠9-11週のあたりのことでした。
人工中絶の期限は、妊娠22週まで。
実際は母体のことを考え12-13週には選択をする必要がありました。
妻からこの話を聞いたとき、動揺が隠せませんでした。
授かった命を自分たちの選択で失っていいのだろうか。
仮に障害のある子が生まれて、2歳も離れていない長男とともに育てていけるのだろうか。
妻と私が亡くなった後、息子は障害のある双子を面倒をみていけるのだろうか。
妻と私はどうするのが一番よい選択なのか判断がつきませんでした。
1週間悩んだ末、私たちの選択は『産もう』(産んでもらおう)でした。
理由は、誰かを理由に中絶したなんて責任を転嫁したくないと思ったからです。
将来、息子に向かって『お前のことを思って中絶したんだよ』なんていいたくなかったのです。
それを聞いた息子は悲しむでしょう。
妻と私の両親にも相談しましたが、『産みなさい』と一言、言ってくれました。
2人だけでは受け止められなかった選択もこの一言で助けられました。
こうして、どちらの結果になろうと産み育てようと決断しました。
ようやく妻は決断したその日からぐっすり眠れるようになりました。
妊娠16週には、妻には羊水検査の確定診断をうけてもらいました。
障害のある子だとわかった場合に備えて準備をするためでした。
検査の結果、障害の子ではありませんでした。
さいごに
今回あのときの大きな決断を振り返ることで、私たち夫婦の望む人生思い出せました。
実際に、障害のある子を育てたことがないのでどんな人生を送っていたかはわかりません。
ですが、どんなことがあっても自分たちがしたい(あの時、育てたい)と
おもった気持ちは忘れず大事にしていきたいです。
これからも自分たちが納得するしたい人生を送っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!
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